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水痘(みずぼうそう)ワクチン

予約制です。電話でお問い合わせ下さい。

  • いよいよH22年8月1日から水痘ワクチンの公費負担が名古屋市内でスタートしました。
  • 対象は市内在住1歳〜小学校就学前の幼児で名古屋市内の指定医療機関で予防接種を受けること。

料金

水痘ウイルスが起こす病気

水痘(水疱瘡)はウイルスはvaricella-zoster virus(水痘-帯状疱疹ウイルス)による感染症です。それも初感染によると言われています。

帯状疱疹は一旦水疱瘡が治ってもウイルスが体内に潜伏して、成人になってからウイルスが再活性化し帯状疱疹を発症するものです。

水痘の潜伏期は14-16日程度で感染後14日前後くらいに発疹が出ます。

発疹出現の1-2日前から水泡が『痂皮化』するまでの7-10日程度は家族内感染の可能性があります。

発疹発現から72時間以内にウイルスワクチンを打つことが家族性二次感染の予防に有効だと言われていますので、発症したご家族の発疹出現から3日以内だったら内科小児科に相談して、今まで水痘の既往のない、あるいは、水痘(水疱瘡)のワクチンを打ってないご家族がウイルスワクチンを接種するべきかどうかも相談してください。

水痘ワクチンで帯状疱疹の予防

加齢と共に加速度的に発症頻度が高くなる帯状疱疹ですが、水痘ワクチンの接種が帯状疱疹の発症および急性期の疼痛、帯状疱疹後神経痛を予防するというデータが米国で2005年に発表されました。その後06年に米食品医薬品局(FDA)は60歳以上の高齢者に水痘ワクチンを接種することを承認。米疾病対策センター(CDC)も接種を推奨しています。

当クリニックの患者さんの中にも、帯状疱疹にかかることを予防する目的で予防接種を希望される方がいらっしゃいます。