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ロタリックスについて

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ロタウイルス胃腸炎とは?

ロタウイルス胃腸炎は、感染性胃腸炎のひとつで、乳幼児の重症胃腸炎のうち最も頻度の高い胃腸炎です。国内では、年間約79万人が受診し、その約10%が入院しています。ロタウイルス胃腸炎には5歳までにほぼ100%の子供がかかると言われており、生後3カ月を過ぎてからの初感染時に重症化しやすいことが知られています。激しいおう吐・下痢を繰り返すため、水分補給が十分にできず気付かないうちに脱水状態に陥ってしまうこともあります。また、多くは3歳前の目が離せない時期にかかるため、ロタウイルス胃腸炎を発症すると家族が付きっきりで看ることが多くなり、感染した患児はもちろんのこと保護者への負担も大きいことから、ワクチンが果たす役割が期待されています。

ワクチンの接種計画は?

生後6週から接種できますが、ほかのワクチンとの同時接種を考えて、生後2か月からが最適です。4週間隔で2回接種します。2回目は24週までに完了する必要があります。つまり1回目は20週までに開始する必要あります。

生ワクチンのため、接種後27日間は他のワクチンを接種することができません(医学的根拠のない、日本の奇妙なルールです)。

その為、四種混合・ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎などとの同時接種をしないと、接種することはできません。また、BCGが集団接種の地域だと同日接種を認めない限り、BCG接種一ヶ月後にロタリックス1回目をするというのはほぼ不可能です。

おすすめは

生後2ヶ月でヒブ・肺炎球菌・B型肝炎ワクチンなどとの同時接種(ロタリックス1回目)
生後3ヶ月でヒブ・肺炎球菌・B型肝炎ワクチン2回目などに加え四種混合ワクチンとの同時接種(ロタリックス2回目)
生後4ヶ月でヒブ・肺炎球菌ワクチン3回目、四種混合ワクチン2回目
その6日以降にBCG(集団接種の場合)
更にその27日以降に四種混合ワクチン3回目

です。

 日本でも早く混合ワクチン(5混・6混)導入や、医学的根拠のない接種間隔ルールの撤廃をして欲しいです。

参考HP:ロタウイルスワクチン

接種シュケジュール1

接種シュケジュール2