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プラセンタ療法について

プラセンタエキスはプラセンタ(胎盤)から有効成分を抽出したものです。プラセンタエキス(胎盤抽出物)にはアミノ酸、活性ペプチド、ビタミン、ミネラル、酵素、核酸、といった種々の生理的な活性物質や、肝成長因子、神経成長因子といった生理作用の強い各種因子が含まれていることが知られています。胎盤抽出物を含有する医薬品が肝炎、肝機能不全の治療に開発されました。最近になり、アトピー性皮膚炎、神経痛、リウマチなどの痛みの緩和など、さまざまな疾患への効果がみられ、さらに抗加齢領域でも注目されています。アンチエイジング、若返り、自己免疫疾患、アレルギー性疾患、婦人科系疾患(更年期障害、生理不順、月経困難、乳汁分泌不全症等)、また、美容目的分野として、美白、肌のたるみ、小じわの修復を目的に使用されています。

プラセンタの薬理作用について

プラセンタには下記の薬理作用があります。
1)自律神経調整作用 2)強肝・解毒作用 3)基礎代謝向上作用 4)免疫賦活作用 5)抗炎症作用
6)創傷回復促進作用 7)内分泌調整作用 8)活性酸素除去作用 9)血行促進・増血作用

プラセンタに含まれる成分は、肝細胞増殖因子(HFG)、神経細胞増殖因子(NGF)、上皮細胞増殖因子(EGF)、繊維芽細胞増殖因子(FGF)、インシュリン様成長因子(IGF)、コロニー形成刺激因子(CSF)、インターロイキン1(IL-1)、インターロイキン2(IL-2)、インターロイキン3(IL-3)、インターロイキン4(IL-4)といった、成長因子や、サイトカインをはじめ、アミノ酸:ロイシン、リジン、バリン、スレオニン、イソロイシンなどの必須アミノ酸のほか、グリシン、アラニン、アルギニンなどの十数種のアミノ酸、各種活性ペプタイド、ビタミン:B1,B2,B6,B12,C,D,E,ナイアシン、ミネラル:カルシウム、ナトリウム、カリウム、リン、マグネシウム、亜鉛、鉄、そして、酵素としては、アルカリホスファターゼ、酸性ホスファターゼ、ヒアルロニターゼ、アデノシン三リン酸などの100種類近くが確認されています。また、核酸として、DNA,RNA,および代謝産物も含まれています。そして、まだまだ、未知なる成分を含んでいます。

効果が期待される領域

内科系
肝炎・肝硬変・慢性胃炎・胃弱・十二指腸潰瘍・潰瘍性大腸炎・糖尿病、高血圧、低血圧、気管支ぜんそく、慢性気管支炎、貧血、慢性疲労、習慣性便秘など
婦人科系
更年期障害、月経困難症の改善、便秘、冷え性、生理痛、不妊治療、乳汁分泌不全、高プロラクチン血症など
皮膚科系
アトピー性皮膚炎、発毛促進、じんましん、湿疹、ケロイド、しみ、そばかす、しわ、たるみ、にきび、美容、美白、若返りなど
耳鼻科系
アレルギー性皮膚炎、メニエール病、花粉症など
整形外科系
慢性関節リウマチ、変形性関節症、関節炎、神経痛、腰痛、五十肩、肩こりなど
泌尿器科系
前立腺肥大、膀胱炎など
眼科系
角膜炎、アレルギー性結膜炎、ぶどう膜炎、視力低下、白内障など
歯科系
歯槽膿漏、歯周病、顎関節症など
精神神経科
うつ病、神経症、自律神経失調症、不眠症など
その他
精力増進、滋養強壮、疲労倦怠改善、男性・女性ホルモンバランスの調節、虚弱体質、病中・病後の体力回復、強壮、風邪予防など

※プラセンタ療法を受けられると献血に一定の制限があります。詳細は医師にお聞きください